Nottaの料金表を見ると、無料版でも「月120分」と書かれています。
それなら30分の会議を月4回くらい文字起こしできそうですが、同じ表には「1回につき3分」ともあります。
「120分使えるのに、会議は3分で止まる」と、かなり分かりにくいですよね。
そこで、フリー会員のアカウントに5分16秒のテスト音声を入れて、文字起こしされる範囲、月間使用量の減り方、AI要約、ダウンロードまで実際に確認しました。
先に結論を言うと、無料版は「自分の声や会議との相性を見る」には使えますが、3分を超える会議をそのまま記録する用途には向きません。
長い会議の文字起こしとデータ保存まで行うなら、有料版を考えることになります。
なお、今回は無料版を実際に操作し、有料版の上限や料金はNotta公式ページで確認しています。
プレミアム契約や3日間無料トライアルは開始していません。
結論:Notta無料版は精度確認向け、有料版は会議利用向け

Nottaの無料版と有料版で迷ったら、まず「何分使えるか」ではなく、何を確かめたいかで考えると選びやすいです。
| 使いたい場面 | まず選ぶプラン | 理由 |
|---|---|---|
| 声がどのくらい正しく文字になるか試す | 無料版 | 短い音声で操作と文字起こしを確認できる |
| 3分以内の音声メモを整理する | 無料版 | 月120分の範囲で試せる |
| 30分〜1時間の会議を記録する | 有料版 | 無料版は1回の文字起こしが3分まで |
| 文字データをダウンロードして共有する | 有料版 | 無料版のダウンロード画面では登録案内が出た |
今回のテストでは、無料版でも長い音声ファイル自体は受け付けられ、AI要約も作れました。
ただし、文字起こしの全文を見ることと、文字データを外へ持ち出すことには制限があります。
つまり無料版は、会議を最後まで処理するための「小さな有料版」というより、文字起こしの使い心地を確かめる体験版に近いです。
いきなり年払いを選ぶ必要はありません。
自分の声、よく出る専門用語、会議室の雑音で試し、修正の手間まで見てから有料版へ進むと失敗を減らせます。
Nottaは月120分無料なのに、なぜ1回3分だけなのか

「月120分」と「1回3分」は、同じ時間を別の言い方で示しているのではなく、別々の上限です。
- 月120分:1か月に使える文字起こし時間の合計
- 1回3分:1つの録音・音声で無料表示される文字起こしの長さ
月の残り時間が120分あっても、30分の会議を1本入れて30分すべてを無料で文字にできるわけではありません。
無料版で確認できるのは、その音声の最初の3分です。
公式料金ページでは、フリーは月120分、1回につき3分、プレミアムは月1,800分、1回につき5時間と案内されています。
条件は変わる可能性があるため、申込前にNotta公式の料金ページも確認してください。
無料で120分の会議を最後まで文字起こしできる、という意味ではありません。3分以内の短い音声を何本か試すための枠、と考える方が実際の使い方に近いです。
この3分制限は厳しいものの、悪いことばかりではありません。
自分の声がどのくらい正しく文字になるか、編集画面が使いやすいか、AI要約が欲しい形になるかは、短い音声でも確かめられます。
ここで使うテスト音声は、適当に話した日記より、実際の仕事に近い内容の方が役立ちます。
- 自分の話し方やマイクの音が正しく文字になるか
- 会社名、人名、商品名、業界用語をどのくらい直す必要があるか
- 句読点や段落の分かれ方が読みやすいか
- AI要約が欲しい形に近いか
- 文字起こし後の修正を自分で迷わず進められるか
この5点を確認しておけば、有料版へ変えたあとに「時間は増えたけれど、修正作業が重い」というずれを防ぎやすくなります。
周囲の音が入りやすい場所で使う予定なら、静かな部屋だけでなく、実際に近い環境でも短く試しておきましょう。
5分16秒の音声をNotta無料版に入れて試した結果

料金表だけでは分かりにくかったので、個人情報を含まないテスト音声を作り、無料版へアップロードしました。
| 確認日 | 2026年9月3日 |
| 利用環境 | Notta Web版・フリー会員 |
| 音声 | 5分16秒のAIFFファイル |
| 話者 | 1人 |
| 内容 | 架空の会議文を繰り返した合成音声 |
| 使用量 | アップロード前は0分 / 120分 |

使った文章は、「これはNotta無料版の制限を確認するための架空の会議音声です」という内容から始めました。
続けて、「今日の議題は、作業手順を短くして記録の時間を減らす方法です」と話す合成音声です。
まず意外だったのは、5分16秒のファイル自体は拒否されなかったことです。
アップロード後のプレーヤーにも「05:16」と表示され、音声は最後まで入っていました。
ただし、文字起こしを無料で最後まで読めたわけではありません。
無料範囲を超えた部分はぼかされ、続きを利用するための案内が表示されました。

Notta公式ヘルプにも、フリー会員が確認できる文字起こしは各音声の最初の3分までとあります。
もう一つ気になったのが月間使用量です。
アップロード後は0分 / 120分から6分 / 120分へ変わりました。
今回の5分16秒のファイルでは、画面上は6分使った扱いです。

この画面には、次に枠がリセットされる日時も出ています。今回の表示は2026年10月3日23時29分でした。毎月1日に戻るわけではないので、残り時間を当てにする前に自分の画面で確認してください。
この1回だけで、すべてのファイルが同じ丸め方になるとは言い切れません。
ただ、見える文字起こしが3分までなら使用量も3分しか減らない、という動きではありませんでした。
ここで大事なのは、長いファイルのアップロードに成功しても、無料で全文を使えるとは限らないことです。
30分の会議ファイルを入れてから制限に気づくと、月間使用量だけが想定より減り、必要な後半の文字を確認できない可能性があります。
本番の長い音声を入れる前に、3分前後のテスト用音声で流れを一度確認してください。
長い会議を3分ずつに切って何本も入れる方法も考えられますが、分割、アップロード、整理、結合の作業が増えます。
議事録作成をラクにする目的なら、その手作業に時間を使うより、必要な月だけ有料版を使う方が現実的です。
無料版は長時間会議を工夫して処理するためではなく、文字起こしと要約が自分に合うかを見るために使うのがおすすめです。
短い音声で納得できなければ、有料版へ変えて時間だけを増やしても、毎回の直しにかかる手間は残ります。
今回の実測で分かったこと
- 5分16秒の音声ファイルはアップロードできた
- 無料で見られる文字起こしには3分の制限があった
- 月間使用量の表示は0分から6分へ増えた
- AI要約は無料会員でも作成できた
- 文字起こしデータのダウンロードでは有料登録の案内が出た
AI要約は「要約」「チャプター」「行動項目」まで生成できました。

ただし、今回は同じ文章を繰り返した音声です。
要約機能が動くことは確認できても、複数人の会議をうまくまとめられるかまでは判断していません。
文字起こしでは、サービス名の「Notta」が「Nota」になった箇所もありました。

人名、商品名、社内用語が多い会議では、無料版の3分で固有名詞の認識を先に試しておくと、有料化後の修正量を想像しやすいです。
- 複数人が同時に話したときの分け方
- 会議室の反響やキーボード音がある場合の認識
- 早口や小声が続く会議での誤変換
- 1時間近い音声を処理したときの待ち時間
今回は無料枠の仕組みを確かめるテストなので、Nottaの文字起こし精度全体を評価する材料にはしていません。
今後ほかの文字起こしサービスと比べるときは、話す内容、長さ、雑音、話者数をそろえた音声で確かめる必要があります。
Notta無料版と有料版の違いで実際に困るところ

無料版とプレミアムの主な差を、会議で困りやすい順にまとめます。
| 項目 | 無料版 | プレミアム |
|---|---|---|
| 月間文字起こし時間 | 120分 | 1,800分 |
| 1回あたりの文字起こし | 3分 | 5時間 |
| ファイルインポート | 月50個 | 月100個 |
| AI要約 | 月10回 | 月100回 |
| 文字起こしデータのダウンロード | できない | できる |
| 料金 | 0円 | 月払い・年払い |
特に大きいのは、1回3分の制限です。
無料版の月120分が余っていても、普通の会議、取材、講義を1本まるごと文字にする使い方はできません。
次に気になるのがダウンロードです。
今回、文字起こしデータを出そうとすると「プレミアムに登録する必要があります」という案内が出ました。
Nottaの画面内で読むだけなら無料でも試せますが、Wordやテキストとして保存する、チームへ渡す、議事録の下書きとして別の場所へ移す、といった仕事では有料版との差が大きくなります。
一方、AI要約は無料版でも月10回まで案内されており、今回のアカウントでも実際に1回作れました。
文字起こしと要約の画面を触ってみるところまでは、無料版でも試せます。
ここで注意したいのは、数字の多さだけで決めないことです。
月1,800分あっても、専門用語の修正に毎回時間がかかるなら、仕事はあまりラクになりません。
まず3分のテスト音声に、実際の仕事で使う言葉を入れて試す方が大切です。
ファイルインポート回数も、無料版とプレミアムで差があります。
- 無料版:月50個
- プレミアム:月100個
ただし、無料版は1回3分なので、50個入れられることと、50本の会議を最後まで文字にできることは同じではありません。
短いボイスメモをたくさん試す人には回数も大切ですが、普通の会議を扱う人は1回の時間を先に見た方が判断しやすくなります。
無料版の数字は、月間時間、1回時間、インポート数、要約回数を別々に確認してください。
各プランで使える機能はNotta公式のプラン別機能にもまとまっています。
Notta無料版で足りる人、有料版が必要な人

無料版と有料版の境目は、月の合計時間よりも「1本3分」と「データを持ち出すか」で見つけやすいです。
- Nottaの文字起こし精度を初めて確かめる人
- 3分以内の短い音声メモを試したい人
- AI要約の画面や操作感を見たい人
- 固有名詞や専門用語がどう認識されるか知りたい人
- 今すぐ文字データをダウンロードする必要がない人
「無料版でどこまで仕事を済ませられるか」と考えるより、有料版を買う前の相性確認に使うと考えた方が、3分制限に振り回されません。
- 30分以上の会議や取材を最後まで文字にしたい人
- 毎週の定例会議を記録する人
- 文字起こしデータを保存・共有したい人
- 複数の長い音声をまとめて整理したい人
- AI要約を月10回より多く使う人
たとえば週1回60分の定例会議なら、月に約240分です。
無料版の月120分を超えるうえ、そもそも1本3分の制限に当たるため、無料版だけでの運用は難しいです。
反対に、スマホへ短く話したアイデアを文字にするだけなら、無料版のままでも役立つ可能性があります。
必要な機能が「長時間」なのか「短いメモ」なのかを先に分けましょう。
会社の会議や取材を録音する場合は、料金だけでなく、参加者への説明、社内ルール、個人情報や機密情報の扱いも確認してください。
使える機能が多いことと、どんな音声でも入れてよいことは別です。
| 使い方 | 判断の目安 |
|---|---|
| 思いつきを1〜2分話す | まず無料版で十分 |
| 5分程度の振り返りを残す | 3分より後も必要なら有料版 |
| 30分のオンライン会議 | 有料版を検討 |
| 毎週1時間の定例会議 | 月間時間も確認して有料版 |
| 取材原稿を別ソフトで整える | ダウンロードが必要なら有料版 |
無料版で足りるかは、職種や立場より、1回の音声の長さと、文字をどこで仕上げるかで決まります。
会議のあとにNottaの画面だけで確認できればよい人と、別の文書へ貼って議事録を配る人では、必要なプランが変わります。
判断に迷ったら、3分より長い音声が必要か、ダウンロードが必要かの2点だけ先に決めてください。
Nottaの月払いと年払いはどちらがいいか

プレミアムを使うと決めても、最初から年払いを選ぶべきとは限りません。
2026年9月3日に公式案内を確認した時点では、プレミアムの月払いは月1,980円、年払いは年14,220円でした。
年払いは月あたり1,185円相当と表示されますが、毎月1,185円ずつ払うのではなく、年額をまとめて支払う形です。
月払いを12か月続けると23,760円なので、同じ条件で1年使い続ける場合の差は9,540円になります。
| 選び方 | 向いている人 |
|---|---|
| 月払い | 使う月だけ試したい、会議が続くか分からない、年額の一括払いを避けたい人 |
| 年払い | 毎月使う予定があり、無料版で文字起こしの相性も確認できた人 |
おすすめは、無料版で3分テストを行い、次に必要なら月払いで実際の会議を数本処理する順番です。
文字起こしの修正時間まで含めて仕事がラクになると分かってから、年払いを検討しても遅くありません。
料金やキャンペーンは変わることがあります。
申込画面では月額換算だけでなく、実際の請求額、請求の間隔、更新日を見てください。
最新情報はNotta公式の料金ページとNotta公式の月額・年間プラン案内で確認できます。
Nottaの無料プランと3日間無料トライアルは別物

Nottaには、0円の無料プランと、有料機能を一定期間試す無料トライアルがあります。
名前は似ていますが、支払いの扱いが違います。
| 項目 | 無料プラン | 3日間無料トライアル |
|---|---|---|
| 利用期間 | 期限なく使える | 決められた期間 |
| 支払い方法 | 登録不要 | 申込時に確認が必要 |
| 自動請求 | 自分で有料版へ変えない限り発生しない | 期限までに解約しない場合の更新条件がある |
| 主な目的 | 短い音声で基本機能を試す | 有料機能を期間中に試す |
Notta公式の無料プラン案内では、カード登録なしで始められ、自分でアップグレードしない限り自動で料金は発生しないとされています。
一方、無料トライアルは終了後の更新先が設定される場合があります。
対象者や申込経路によって画面の表示が異なる可能性があるため、開始ボタンを押す前に、終了日時、更新されるプラン、請求予定額、解約期限を確認してください。
まず0円の無料プランで3分の音声を試し、精度と操作が合うかを見る方法があります。長い会議やダウンロードを確認したい段階で、トライアル条件を読んでから進みましょう。
公式ヘルプのフリー会員と3日間無料トライアルの違いにも案内がありますが、最終的には自分の申込画面に出ている条件を基準にしてください。
トライアル開始前の確認メモ
- 何日の何時に終わるか
- 終了後に月払いと年払いのどちらへ移るか
- 次に請求される金額はいくらか
- どの画面から解約できるか
この4点を画面で確認し、必要なら自分用のメモやスクリーンショットを残してから始めると慌てにくくなります。
Notta無料版と有料版の違いに関するよくある質問

Nottaは本当に無料で使えますか?
無料プランは0円で、期限なく使えます。ただし月120分、1回3分などの上限があるため、詳しくは月120分と1回3分の違いを確認してください。
Notta無料版で30分の会議を文字起こしできますか?
30分のファイルを入れられても、無料で確認できる文字起こしは最初の3分までです。実際の動きは5分16秒の音声を入れた結果で紹介しています。
Notta無料版でもAI要約は使えますか?
公式料金ページでは月10回までと案内され、今回の無料アカウントでもAI要約を1回作れました。確認できた範囲は無料版の実測結果にまとめています。
Notta無料版の文字起こしデータはダウンロードできますか?
今回のダウンロード画面では、文字起こしデータを出すにはプレミアム登録が必要と表示されました。仕事で保存や共有をする場合は無料版と有料版で困る違いを確認してください。
Notta有料版は月払いと年払いのどちらがおすすめですか?
利用が続くか分からないなら、無料版の次は月払いで試す方が判断しやすいです。毎月使うと分かってから、月払いと年払いの選び方を参考に年払いを検討してください。
まとめ:Nottaは無料版で相性を見てから有料版を選ぶ

Notta無料版の「月120分」と「1回3分」は、別々の上限です。
月の残り時間があっても、長い会議を無料で最後まで文字起こしできるわけではありません。
- 無料版は月120分でも、1つの音声で見られる文字起こしは3分まで
- 5分16秒のテスト音声では、使用量表示が0分から6分へ変わった
- 無料版でもAI要約は作れた
- 文字起こしデータのダウンロードには有料版が必要だった
- 長い会議を継続して扱うなら、無料版よりプレミアムが現実的
まずは3分以内の音声に、普段の仕事で使う人名、商品名、専門用語を入れてみてください。
文字起こし後の修正が少なく、AI要約も使いやすいと感じたら、有料版を考える順番で十分です。
有料版へ進む場合も、利用が続くか分からないうちは月払い、毎月使うと決まったら年払い、と段階を分けると選びやすくなります。
料金や無料枠は変更されることがあります。
契約前にNotta公式の料金ページで、最新の請求額と利用上限を確認してください。