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【7分で要約】DaiGoさん最新刊「悩む力」クリティカル・シンキングを高めよう!

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paaako
「あの人みたいに頭の回転が早い人になりたい!」
「的確に物事を判断できる人間になりたい!」
zuuuka
そんな人におすすめの本があるよ!

 

IQが高い人を、後天的なトレーニングで出し抜くこともできるようです。

そんな究極の思考法「悩む力」を鍛えたい方には必読書と言える本を紹介します!

「悩む力」表紙

「悩む力」
〜天才にすら勝てる考え方「クリティカル・シンキング」〜
著者:DaiGo

本書には、クリティカル・シンキングにより、思考力・判断力を磨く方法が書かれています。

思考力・判断力が高まれば、次のようなメリットがあります。

  • 仕事や勉強も好転する可能性が高まる
  • 今の溢れすぎている情報社会から身を守ることができる
  • 人間関係がよくなる

 

実際に、DaiGoさんが今まで芸能界にいた時から、現在主に取り組んでいるYouTubeやDラボといった活動について、このクリティカル・シンキングで色々と考えて行動し、結果を残していったかという具体例も書かれています。

今回は、クリティカル・シンキングの中でも基本的な考え方となる、「ソクラテス式問答法」についてを中心にお伝えします。

 

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目次

「悩む力」はこんな人におすすめ!

本書には、主にクリティカル・シンキングについて書かれていますが、そこからの派生で、生きていく上でダマされないようにするための考え方なども多く書かれています。

・考える力を養うトレーニング方法

・ダマされないための考え方

・説得力を手に入れる方法

・世の中の洗脳を防ぐ方法

このような考え方を知っているだけでも、ダマされにくくなったり、洗脳から身を守ったりできると思います。

クリティカル・シンキングに関しては、よく理解することができましたが、説得方法や洗脳手法に関して書いてあることが理解しにくい部分がありました。今までのDaiGoさんの本と比べると、やや難しいため、その点はわかっていた方がいいかもしれません。

「クリティカル・シンキング」とは何か

この本のタイトルにもある言葉「クリティカル・シンキング」とは、直訳すると「批判的思考」になります。

批判的思考の意味としては
「自分自身の主張から一歩離れて、自問自答する行為・考え方」
のことを言います。

人間は思い込みからなかなか抜け出せない生き物です。

「自分のこの発言は感情や思い込みが混ざっていないか」
「この情報は本当に正しいのか」

と自問自答していくことで、思考力・判断力を身につけることができ、正しい情報を収拾できるようになるのです。

 

このような合理的な考え方は、トレーニングによって鍛えることができます。

クリティカル・シンキングを身につけて、思い込みの罠から抜け出しましょう!

本書では、「批判」という言葉はネガティブなイメージが強いため、クリティカル・シンキングという言葉を採用したと書いてあります。

 



クリティカル・シンキングのポイント

ポイントは
「何事にも疑問を持つこと」!!

常に「これは本当に正しいのか」と、ものごとをすぐに判断せずにクリティカル・シンキングを実践することで、身につけていく事ができます。

クリティカル・シンキングは、何が本当に正しいのかがわかって来るようになるのです。

 

ソクラテス式問答法

ソクラテス式問答法は、Wikipediaでは以下のように説明されています。

この方式は問いを立て、それに答えるという対話に基づいている。これは批判的思考を活性化させ、考えを明らかにするためである。この方式は弁証法であり、しばしば次のような議論を伴う。その議論においては一方の見解を擁護することは疑問にさらされる。この議論において一方の参加者は他方の参加者に何らかの仕方で矛盾したことを言わせることができ、その結果、後者の探究者の見解を強化させることができる。

(Wikipediaより引用)

「批判的思考を活性化させ」という部分からも、ソクラテス式問答法はクリティカル・シンキングの基本的な方法になります。

この説明では、議論を行うとあるため、普段は相手との会話の中で行う方法ですが、それを自分の中で仮想の相手を作り、自分に様々な質問を問いかけていく形でこの方法を活用していくのです。

頭の中で「根拠は?理由は?他のやり方は?」などというように、一つの考えに対して質問を投げかけていきます。

 

「ソクラテス式問答法」での質問内容

paaako
「自分に質問を投げかけていくというのはわかった。でもどんな質問したらいいの?」

zuuuka
そのような方のために、「ソクラテス・テンプレート」というものが書かれているよ!

まずは「ソクラテス・テンプレート」に沿って自分に問いかけることに慣れていきましょう。

本書では、1つの解決策やアイデアに対して、9個の質問テンプレートが書かれていましたが、ここではその中のいくつか紹介します!

まずは自分が考えた解決策(やアイデア)を思い浮かべましょう!

○その解決策が正しいと思う証拠・反する証拠を考える

○それが事実に基づくものか、感情に基づくものか考える

○証拠は本当に正しいのか

○他人はどのような解決策を出すのか

○自分の都合のいい証拠以外にも目を向けているか

○その解決策には成功の見込みはあるのか

○結果が最悪になるとしたら、どのようなことが起きるのか

ざっくりまとめると、こんな感じのことになります。

これを考えたことで、解決策が導き出されるわけではありませんが、その考えたことをより深めるために効果的です。

「ソクラテス式問答法」に慣れていないうちは、まず小さな悩みから試して、慣れていくことをおすすめされていました。

また、練習の一つとして、自分がソクラテスとなり、他人の悩みで試すことで、より主観が入りにくく、スムーズに質問ができるようになるそうなので、悩みを聞くときには活用してもいいかもしれません。

 

「ソクラテス式問答法」質問の6パターン

さらに、ソクラテス式問答法で疑問を深掘りしていくための考え方として、以下の6つのパターンから質問を考えていくと質問が考えやすくなります。

①明確化の質問

その意味や本質は何か。

なんとなく使っていた言葉などの意味を知ったり、本質を考える事で、そのことについてより深く考える事ができるようになります。

②前提調査の質問

問題について、前提はなんなのか・何が重要なのか。

特に対話を進めるにつれ、前提を忘れてしまっていたり、他の目的の話になっていたりすることはよくあることです。

③証拠の質問

その証拠や根拠はどこからきているのか・それが本当に正しいのか。

上記にある、ソクラテス・テンプレートでもあるように、証拠や根拠を持つ事で、合理的な考え方ができるようになります。

④視点の質問

別の視点はないか・代替案はないか。

色々な視点から見るように心がけましょう。

コツとしては、「もし〇〇さんだったら、どのように考えるだろう」

というように考えてみると、他の視点から考えやすいです。

⑤影響と結果の質問

〇〇はどんな影響を及ぼし、その結果どうなるだろうか。

行動に対しての結果を評価していくということです。

いい結果になっても、悪い結果になっても、何の影響でこのような結果になったかを考える事が重要になります。

⑥疑問の質問

この疑問のポイントはどこか・なぜこの疑問を持ったのか。

自分の持った疑問に対してもさらに深掘りしていくことで、その考えがさらに深いものになっていきます。

 

クリティカル・シンキングを鍛えるトレーニング法

「ソクラテス式問答法」がクリティカル・シンキングの基本になりますが、さらにクリティカル・シンキングを高めるためのトレーニングも紹介されています。

実際に「ソクラテス式問答法」で考えを深めるだけでも効果はかなりあると思いますし、これらの方法も「ソクラテス式問答法」の応用的な考え方になります。

○脳内の思考を紙に書き出しながら、考えを深めていく方法

○他の人たちと議論をしながらクリティカル・シンキングを鍛えていく方法

○ニュースや社会問題を使って思考力を鍛える方法

などです。

具体的なやり方なども本書には書かれているため、さらにクリティカル・シンキングを鍛えたい!という方は実際に読んで実践してみてください。

 

さらなる考え方・テクニックが本書には書かれています!

○“悪いヤツら”にダマされないための8つのクリティカル・シンキング

怪しい情報を見抜くためのポイントが書かれています。

このポイントは主に、上記でも説明した「ソクラテス式問答法」の応用という印象でした。

 

○頭ひとつ抜けた説得力が手に入る「欠陥論理」の8パターン

「欠陥論理」とは、おかしい話がそのまま進んでいく議論のことです。

この「欠陥論理」については、意識をしていても、その欠陥に気付くのは難しいと感じました。

本書でもいくつか例が出されているのですが、本来わかりやすい例のはずなのですが、理解ができない部分もありました。

 

○他人を操作できる9つのクリティカル・シンキング

洗脳は物事の見方をひとつに強制させることです。クリティカル・シンキングは複数の視点を持つため、このような考え方をしていれば、洗脳に気付く事ができます。

その中でも、世の中でもよく使われている洗脳テクニックや、その対処法などが書かれています。

 



「悩む力」まとめ

最初にもお伝えしましたが、この本はDaiGoさんの書かれている本の中でも、細かい内容を理解しようとすると、難しい部類に入るのではないかと思います。

様々なテクニックが紹介されていますが、本書が言いたいことは「クリティカル・シンキング」を高めよう!ということです。

まずは、その基礎である「ソクラテス式問答法」を習慣付けることでクリティカル・シンキングを高めていきましょう!

そうすれば、きっと自分自身の考えが深くなり、説得力も身に付きます。

また、今の情報過多の時代でも、しっかりと自分にとって必要な情報を集めていけるのではないかと思います。

本記事では特に重要な考え方についてお伝えしましたが、他にたくさん書いてある考え方やテクニックも知っておくことで、役立つ情報はたくさん書かれていました。

実践してみたいと感じた方は、この本を読んでから実践したいただいた方が効果的だと思います。

 

最後まで見ていただき、
本当にありがとうございます。

当ブログを読んだり、この本に対する感想、
オススメの本などありましたらコメント欄に書いていただけると嬉しいです(=^・・^=)

 

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