人生で高い成果を出すために必要なのは、論理性よりも創造性!
創造性を高めるためには、発想力が必要になります。
発想力が必要な理由や、発想力を上げるためのアイデアが書かれているのがこの本です。
『超発想力「思いつく力」が無限の可能性を拓く』
著者:DaiGo
2020年10月初版
この本を読めばわかること
- 発想力は誰にでも必要だよ!ってこと
- 思いつく力を高める方法
- 発想力を上げる5つのツール
- いいアイデアが出ない時のスランプ脱出法
本書では色々な方法や具体的な方法が書かれています。こちらでは、その中でも使えそうなものを選んで紹介します。
「超発想力」内容
私たち人間は、実は心の底では発想力を嫌っています。
なぜなら新しいことを嫌う生き物だからです。
だから、手始めにクリエイティビティへの恐怖を受け入れて下さい!!
恐怖を受け入れられないと次には進めません。(ここまで書いてない)
はい。受け入れられましたね。
ではまずは発想力は人生においてどれだけ必要かを解説していきます。
発想力が必要な理由3つ
①真面目にやるより成果が出る
「うまくやろう、やろう!」
「絶対に間違えないようにやらなきゃ!」
こんなふうに力みすぎてしまうと、逆に力がでなくなる。なんて経験ありますよね!?
これをこのように考えてみてください。
「今日はクリエイティブにやるぞ!!」
このように考えるだけでパフォーマンスは向上するのです!
ただ考えるだけぇ〜?
そうです。ただ、考えるだけです!!
これにはちゃんと理由もあります。
創造性を心掛けたことで、意識が「結果」から「過程」に向き直るからです。
結果を求めるよりも、過程を考えながら行動する方がパフォーマンスが上がるのです。
②変化に強くなる
発想力があれば、今の時代の変化に柔軟に対応することができます。
仕事やプライベートのトラブルで、ネガティブな感情を引きずりながら仕事をしていても気持ちは回復しません。なかば強引にでもクリエイティブなことを考えてみて下さい!
それだけで気持ちが回復しやすくなりますよ!
③幸福度が上がる
クリエイティブを心がければ、刺激が生まれ、楽しくなります。
「発想力」と「幸福感」には相関性があるのです。
つまり、仕事のパフォーマンスを上げるためにも、ストレスを軽減するためにも、幸福度を上げるためにも「発想力」は必要ってことです!
発想力を高める方法
発想力が大事なのはわかりましたよね!?ではここからが本題です。
きっとこの本を手に取ったということは、
と思っている方が多いでしょうから、ここを中心にお伝えします。
○制限を利用する
今の豊かな生活は、創造性を低下させます。
新しい発明や工夫とは、不便さや不自由さから生まれます。
今の日本は、豊かすぎますからね。
なので、行き詰まったときは、あえて不便な状況に身を置いてみましょう!
何も、原子時代に戻れ!って言っているわけではありません。
「何かが足りない」という感覚を作り出すだけでも効果はあるので。
時間に制限をかけて、「高速で考える」というもの効果的で、ハイスピードでものごとを考えるといいアイデアが生まれやすくなるというデータも出ています。
○リーキー・アテンションを活かす・体の動きを使う
まず、リーキー・アテンションってなに?ってなりますよね!?
半分はアイデアのことを考えて、半分は全く違うことをすることで発想が浮かびやすいということ。
もともと人間の脳は、一つの問題に集中した状態では、思考が凝り固まってしまいます。何かアイデアを考える時には、頭を柔らかくする必要があります。
簡単なところで言うと、「〜しながら、アイデアを考える」というもの。
[jin_icon_pencil color=”#e9546b” size=”18px”]例:「歩きながら」「会話をしながら」「シャワーを浴びながら」など
自分だけでなく、会議の方法としても使えます。それが「スタンディング会議」。
立ちながら会議をする。それにジェスチャーなども加えるとさらに効果的。みんなで立って話し合うと、共同意識も高まるそうです。
また、お酒を適度に飲むことでの注意力の低下も、リーキー・アテンションが起きるようです。ただし、飲みすぎないようにしましょ〜!
○無意識にゆだねる
「ひらめき」とは意識と意識の狭間にこそ浮かび上がるもの。
はい。そういうことですね。←
ぼぉ〜っとしているとき、何か単純な作業をしている時にはいいアイデアが浮かびやすいです。
今年流行った歌手の人が、テレビで言っていたことがあります。
「このサビのフレーズはぼぉ〜っとしていたときに降ってきました」
まさにこれ!
無意識最強!!
○イメージの力を使う
<将来の自分をイメージ>
将来の自分はどうなっているのだろう?
と未来を具体的にイメージするだけで創造性はアップ。
理由としては、心理的な余裕が生まれるかららしいんですね。
ただし、これにはコツがあって、「明日」など近い未来ではなく、「将来」という遠い未来をイメージするのです。
「将来」をイメージすることで、人間はプラスのイメージを持ちやすいから、心理的な余裕も生まれやすくなります。
<別人になってイメージ>
未来をイメージするだけではなく、
別人になったかのようなイメージも創造性をアップさせます。
特に「子供」や「アーティスト」は効果的!
是非自分を「子供」や「アーティスト」に置き換えて、イメージしてみて下さい!
<「他人のために」をイメージ>
他者の存在が創造性につながることは、科学的にも実証済み。
「他人のために」と何かを行うだけでも創造性は高まります。
発想力を高めるためのツール
○マインドマップ
これは有名なツールなので、知っている方も多いですよね!?
自分の考えをまとめたり、そこからアイデアを出すために有効なツールです。
何回も見返すことで、試行回数のアップに使えます。試行回数を増やすことで、いいアイデアは浮かびやすくなるのです。
マインドマップについては知っていると思うので、やり方については触れませんよ!?
(知らない方はこっそりググって下さい)
○ブレインライティング
一時期前にプレインストリーミングって流行ったらしいです。
(私は知らなかったので、こっそりググりました。というか本に書いてありました)
最近では、ブレインストリーミングの進化版としてブレインライティングが脚光を浴びているそうです。
これは「意見を出し合う」から「紙に書き出す」にしたものです。
名前は書かずに、10分〜15分間かけてアイデアを書き出し、隣の人に渡していきます。隣の人から渡された紙に、自分のアイデアを書き出して隣の人に…
といった感じでアイデアを出していきます。
「意見を出し合う」というブレインストーミングの、「一人ずつしか意見は言えない」という点や、「他の人の顔色を伺ってしまう」という面を解決した会議法となります。
○ヤヌス的思考法を用いたテクニック
ヤヌス?…うーん、ヤヌス!!
ヤヌス的思考から、色々な発明品は出来ています。例えばスマートフォンもそう。
音楽・電話・インターネット・カメラ
など今なら普通かもしれませんが、以前なら両立しないと思えるものを成り立たせることでここまで発展しています。
これはツールというより考え方にはなりますが、この考え方が頭にあるだけでも発想力は上がります。
どうしてもいいアイデアが出ない時のスランプ脱出法
アイデアを出すために必要なこと。
それはリラックスとインプット!
本書に書かれている具体的な方法をまとめてみました。
スランプ脱出法
【リラックス系】
目を閉じる
シャワーを浴びる
いい気分になる曲を聴く
薄暗い部屋で考える
観葉植物を置く
お茶を飲む
スランプ脱出法
【インプット系】
海外旅行をする
新しいものに触れてみる
発想力を引き出す方法まとめ
ここまで、発想力を高める方法、ツールを使って案を出す方法、どうしてもアイデアが出ない時の対処法をお伝えしました。
簡単にまとめると、
- 発想力を高めるために、インプットは大事
- 集中しすぎないで考える
- 客観的に考えてみる
- 考える時にはリラックス
- 時間を制限したりすることもしてみる
- ツールを使ってみる
「時間制限を設ける」というのと、「リラックス」は反対の位置に感じました。
人によって、アイデアが出やすい環境は異なってくるということだと思います。
つまり、ここに書かれていること全てを当てはめようとするのではなく、色々書かれている方法の中から、自分にあった方法を見つけていいアイデアを出そう!と思って読むのが一番効果的に読めるのではないかと思います。
本日紹介出来ていない内容も本書には書かれていますので、さらに詳しく知りたいという方は実際に読んでみて下さい!
最後まで見ていただき、
本当にありがとうございます。
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