「本はたくさん読みたいけど、本を読むのは時間がかかるから読んでいない」
そんな方は多いはず!私もそうです。
「速読」という言葉は有名ですよね。
私は以前、本をたくさん読もうと、速読関連の本を読みましたが、結構練習が必要で身につかなかった経験があります。
今回からは「読書術」と言われる本を何冊か読みましたので、要約を書いていきたいと思います。
第一弾はコチラ!
「月に1.2冊しか読めていなかった人が、同じ時間で月12.13冊読めるようになり、記憶にも定着する」
「この方法は誰にでも出来る」
と書いてあり、すぐに買ってしまった
上岡正明さん著書
「死ぬほど読めて忘れない高速読書」
死ぬほどは極端ですが・・・
「本当にそんなに読めるの?」
「誰でも実践できるの?」
など気になりますよね。
具体的な方法、私が実践してみての感想なども書いていくので最後まで読んでいただければと思います。
こんな人にオススメ!
- 少しでも本を読む速度を上げる方法を知りたい
- 頭に入る読書方を知りたい
- ドッグイヤーや本に書き込むことに抵抗を感じない
本書では、本の耳を折る「ドッグイヤー」や、書き込んで頭に入れる方法を中心に書かれているため、その方法を実践出来る方はすごく参考になる内容になっています。
今はiPadで読書をする方法もありますよね。
私は本にメモは抵抗があったため、
iPadを活用してメモを書き込んでいます。
内容(方法・コツ)
まず初めにタイトルにもなっている
「高速読書」
「速読」とは何が違うのか。
それは目指すゴールが全く違うとのこと。
では「高速読書」と「速読」はどのようなゴールなのでしょうか。
「速読」の目的▷
ひたすら速くたくさん読むことが目的
「高速読書」の目的▷
たくさん読んで記憶に定着させるのが目的
ただ早く読むだけでは忘れてしまうことも多い。
得た知識を仕事や生活に活かすためにはこの「高速読書」で本を読むことが有用であるとの事。
「高速読書」は
・分散効果
・エピソード記憶
・アウトプット
といった事により、内容もしっかりと取り込める方法なのです!
「早く読めて、定着する!?どんな方法だよ」
気になりますよね!?
今回は、ざっくりとした読書方法と、使えそうなテクニックを抜粋して紹介します。
これから出てくる時間の説明は
「概ね200ページの本」という基準での数値
読書方法
「高速読書」の方法は2つのパターンがあります。どちらも30分で1冊の本を読めるようにするというように書いてあります。
1冊の本を通して3回に分けて読む。
その3回の読み方と書ける時間は下記の通り。
- 1回目 15分
全ページ読む・気になるところは深くは読まずドッグイヤー - 2回目 10分
ドッグイヤーページだけを深く読む・青ペンでメモ - 3回目 5分
青ペンを見返して、さらに活かす方法を書き加える
1章ごとに2回ずつ読む。
例えば5章構成の本の場合は下記のような時間配分。
1章ごと
- 1回目 3分
ドックイヤーしながら読む - 2回目 2分
青ペンでメモを取りながら読む
この計5分を1~5章繰り返す。
最後に通して5分かけて読むことで計30分で読む
※10章の場合は1回目90秒、2回目1分など
章の数により時間は変える
本書では、基本的にパターン①のやり方を中心に書いてありますが、集中力が続かない人や、専門的な言葉が多く難しめの本に関してはパターン②を使った方が読みやすくなるといった読み分けが出来ると書いてあります。
そもそもそんな早く読めないですぅ〜
1回目を15分で読むためのコツ
【高速読書をするための準備】
- 最初の準備として「目的意識と課題意識を明確に持つ」
- タイマーアプリを使用して「集中力」「達成感」「時間管理」を行う
- カバーと帯はチェックする
カバーとは、前袖とプロフィールをチェック、帯は前後の帯も見ておくことで事前情報を入手できる。
【高速読書をするためのテクニック】
<漢字だけリーディング>
漢字を中心に読む方法。
ひらがなを多少飛ばしても意味はわかるため、漢字を中心に読み進めていくというものです。
ひらがなで重要なのは「逆説の接続詞」「理由の接続詞」
これらの後には重要なポイントが書かれていることが多いため、それも予測しながら読んでいくとさらに内容は入りやすくなる。
「逆説の接続詞」:しかし、ところが、だが、いっぽう など
「理由の接続詞」:つまり、ようするに、なぜなら など
<つまり読み>
どんな本でも、著者の主張は1つしかない。
なので、頭の中で「つまり何がいいたいのか?」と呼んでいく事で大切な部分とそうでない部分が区別できるようになる。内容や目的に沿わない部分は読まなくてもいいため、読むのが早くなる。
上記のような準備とテクニックでかなり早くなるはずです。
最初のパターン①で書いた通り、ドックイヤーをしながら読みましょう!
上記の方法で1回目を読み終えた後、2回目は青ペンを持ちながら本を読むことになります。
2回目を10分で読む
<青ペンなぐりがきリーディング>
1回目でドックイヤーした部分と理解が追い付かなかった部分に関してを読んでいきます。その際、青ペンで線を引くだけでなく、気付きや活かしたい事などをなぐり書きしながら読んでいきます。丁寧に書くよりも感情のままに書いていくといいそうです。さらに、「へぇー」とか「なるほど」と感情を出しながら読むと、エピソード記憶にも残りやすくなります。
なぜ青ペンなのかというと、青色は思考力や分析力を与える色で、記憶の定着にも効果があると言われているため、青色を使うのがベストだそうです。
3回目を5分で読む
〇アウトプットリーディング
これは、「青ペン箇所を中心に、どのようにアウトプットしていくかを考えながら読む」といった読書法です。2回目で気になった箇所や青ペンで書いたものをどのように活かしていくかを青ペンで書き加えていきます。
☆読み終えた後は☆
〇アウトプットノートを書く
見開きノートの真ん中に線を引いて4分割します。
(1)目的
(2)読んだ本
(3)エッセンス:ポイントを20文字以内で
(4)行動プラン:ポイントに対するアクション
このようにまとめていくことで、アウトプットノートが自分の取るべき行動の指針になるというわけです。
いかがでしたでしょうか?上記が本書に書かれている本の読み方と読んだあと活かす方法です。
感想・実践してみて
私は今まであまり本を読んでいなく、本を読むのが遅いです。
この「高速読書」の方法は効果的だと思い、すぐに試してみました。
本書では誰でもすぐに出来るという事で書いてありましたが、
ここに関しては難しい部分もあるのではないかと思いました。
早く読むための漢字だけリーディングや、ドッグイヤー(私の場合は付箋を使用)はかなり効果的で、読み終える速度はかなり早くなったと思います。
しかし、200ページの本1冊をタイマーアプリで測定しながらで測定15分で読もうとすると、全然内容が頭に入ってきません。現在は1冊1時間~1時間半程度かかってしまっています。それでも早くなった方です!
きっと目的以外をもっと読み飛ばしていくことや、ながら読みの技術を上げていかないと15分では到底読めないと感じました。
また、私の場合、読んだ本を売ることもあるため、本に殴り書きをするのは出来ていません。ドッグイヤーも付箋で対応しています。
ノートにアクションプランをまとめるのも始めは時間がかかり、練習が必要だと思います。ただこのノートは本書の言う通り、自分の指針になるものだと思うので、実践していきたいと思っています。
まとめ
「高速読書」いかがだったでしょうか。
全てを実践するのが難しい方でも、要所要所で使えるテクニックであったり、取り入れられる考え方というのがあるのではないでしょうか。
今回は具体的な方法をご紹介しましたが、本書では具体的な考え方やアクションノートの書き方なども載っているため、気になる方は是非ご自身で読んでみていただければと思います。
高速読書は
・分散効果
・エピソード記憶
・アウトプット
を使った記憶に残る読書法
高速に3回読むのがコツ!
その際、ドッグイヤーや青ペンを使う
「漢字だけリーディング」や
「ながら読み」を
駆使して読むのがコツ!
私はこの本を読んでから、今まで以上に本を読めるようになり、
読書がより好きになりました。
他の読書法などの本も今後読んで、紹介していけたらと思っています!
最後まで見ていただき、
本当にありがとうございます。
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オススメの本などありましたらコメント欄に書いていただけると嬉しいです(=^・・^=)