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著書「他人とうまくやっていく」「話し方が9割」から学ぶ、コミュニケーション上達術!

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人の悩みは、そのほとんどが人間関係からきています。

人間関係をうまく築くには、コミュニケーションが必須になります。

コミュニケーション能力に長けている人は、周りからも信頼され、人気者になります。

逆に、コミュニケーションが苦手な人は、人間関係をうまく築くことができずに、それが仕事に影響する場合だってあります。

 

私もコミュニケーションが苦手な一人です。だからこそ、同じ悩みを抱えている方の一助になればと思い、色々な本を読んで参考になった部分をまとめて解説していきます。

 

どうすればコミュニケーションに長けた人になれるのでしょうか?

その答えは非常にシンプルなものでした。

「コミュニケーション能力を高めるために必要なこと」

それは

「他人の話をいかに聞けるか」

ということです。

 

よく、聞き上手はコミュニケーション上手ということを聞いたことがあるかもしれませんが、まさにこの通りなのです。

しかし、
どのように話を聞けばいいのかわからないから悩んでいる!

という方もいるでしょう。

ですので、この記事では、話を聞くことの大切さと、どのように話を聞けばいいのかを解説していきます。

 

 

目次

他人の話を聞くことの大切さ

「人間の本性がもっとも切実に求めているのは、自分が重要な人間であると実感することであり、他人から認められることであり、感謝されることだ」ートーマス・デューイ

 

人間心理として、次の3つのことを大前提としてわかっておく必要があります。

「私はあてはまらない」

という方もいるかもしれませんが、ほとんどの人は当てはまると考えてください。

 

①人は誰でも自分が一番大切だと思っています。

自分が一番大切なのです。

もちろん、自分を犠牲にして家族を守ったり、友人を守る人もいると思いますが、基本的には自分が一番大切だと思っているはずです。

 

②本来誰もが自分のことを認めて欲しいと思っています。

認めてもらうことは嬉しいものなのです。

中には「褒められるのが苦手」という人もいるでしょう。
しかし、自分が自信のない分野で褒められても嬉しいと思わない人でも、得意な分野であったり、一生懸命がんばってやり遂げたことに対して褒められたときに褒められると嬉しいものなのです。

 

③認めてくれる・わかってくれる人を好きになる。

自分の「認めて欲しい」という思いを叶えてくれる人のことを好きになり、信頼するようになります。

逆にわかってくれない人のことからは離れていってしまいます。

 

この①〜③から、相手のことを理解して、認めてあげることがコミュニケーション能力を高めるコツになります。

 

 

あなたの周りにいる、コミュニケーション能力の高い人

あなたの周りにいる、「コミュニケーションが上手いなぁ」という人を思い浮かべてみてください。

コミュニケーション能力が高い人の特徴

私が思い浮かべた、最もコミュニケーションが上手いなぁと思うAさんには次のような特徴があります。

〜Aさんの特徴〜

相手の好きな話題をふり、
相手のテンションに合わせた表情で、
あいづちを打ちながら、
話を聞いてくれる

Aさんは、相手のことを知ろうと努力をします。

そして相手の好きな話題を投げかけて、相手に話をさせるのです。

Aさんと話している人は、誰でも自分の好きな話ができるのですごく楽しそうに話します。

なので、色々な人から話しかけられるし、誘われます。

ここでのポイントはやはり、Aさんが相手に対して関心を示して、相手の話すことを否定せず、認めてあげているところになると思います。

Aさんはそれを誰にでもすることで、どんな人からも信頼され好かれます。好かれれば、自然とAさんに興味が向くため、相手からも色々な質問をされることになります。

まさにコミュニケーションの鬼ですね!

 

話上手でもコミュニケーション上手とは限らない

もう一人同じ職場には、話がすごく上手なBさんがいます。

〜Bさんの特徴〜

自分本意の話だが、
盛り上がる話を提供し、
自分のペースに引き込む力を持つ
人の話を聞かないわけではないが、
自分の思う方向に持っていく傾向がある

Bさんは私の知り合いの中で、最も頭がいいと思っている友人です。

そして、話を聞いていてめちゃくちゃ楽しいです。

自分の話をして、周りが楽しむことがBさんにとっての楽しみになっています。

Bさんの周りの人は大抵Bさんの話を聞いて盛り上がって楽しむ人です。

しかし、BさんAさんとは異なり、自分から誘うことが多いです。人から誘われることはあまりありません。いくら話が上手くても、それがコミュニケーションが上手というわけではありません。

 

 

聞き上手のAさんと、話し上手のBさん

AさんとBさん、どちらも影響力があり、周りからは常に注目される存在ます。

Aさんは話を聞くことで相手とのコミュニケーションを取るタイプ。

Bさんは話をすることでコミュニケーションを取るタイプ。

しかし、どちらの方がコミュニケーションに長けているかと言われると、それはAさんです。

「コミュニケーションに長けた人」を目指すのであれば、Aさんのように、「話を聞く人になる」ことを目指すべきなのです。

 

 

話の引き出すためのコツ

ここまでで、「コミュニケーションは関心を持って話を聞くことが重要」であるとお伝えしました。

しかし、相手の話を聞くのが大事なのはわかっても、どんな話をすればいいかがわからないという方も多いはず。

それがわかっていれば、コミュニケーションに困っていないと思います。

ですので、「拡張話法」を使って、相手の話を引き出しましょう!

「拡張話法」

①感嘆

「ほぉー!」

「えー!?」

「うわぁー!!」

など、話を聞いたときに受ける感銘を表現しましょう!

 

②反復

「今、ラーメンにハマっていて。」

→「お!ラーメン、いいですねぇ。どんなラーメンですか?」

のように、反復することで、相手の関心のあることを表現できます。

さらに感嘆や質問をしていくことでも、さらに会話は広がります。

 

③共感

「相手と同じ表情」で共感することがポイントになります。

相手が楽しければ楽しく、悲しければ悲しく。テンションを合わせることで、共感していることを伝えることができます。

 

④賞賛

相手を認めて、そしてほめましょう!

ただ、後述しますが、何にでもほめればいいというわけではなく、相手が喜ぶポイントをほめることが必要です!

 

⑤質問

そして、相手の会話を広げるためには質問が重要になります。

質問は、「はい、いいえ」で答えられるようなクローズド・クエスチョンではなく、

「〇〇について、どう思いますか?」というように、答えに制約を設けないような、オープン・クエスチョンを用いるのが効果的です。

この5つの拡張話法を使いこなして、会話をすることで、コミュニケーションはどんどん取れていくのです!

 

 

コミュニケーション能力の高い人の思考法

色々な本を通して感じた、すぐに実践できて、わかっていないとできないような例をいくつか紹介します。

①否定しない・ネガティブな話をしない

これは当然だと思う方もいるかもしれませんが、なかなかできないものです。

だれもが経験したことがあると思います。人の悪口って盛り上がるし、共感できる人通しで仲良くなれたりもします。

わかります。愚痴だって言いたくなる時はあります。

 

しかし、それを出来るだけポジティブな会話にすれば、ただの愚痴から自分の成長につなげることだってできます。

「〇〇は使えない」

よりも、

「〇〇をどのように育てていこう」

の方が相手にとっても自分にとっても成長につながるのです。

 

②ほめる・ほめられる

「ほめる」ということは相手を認めていることになります。なので、たくさんほめている人は、相手からの好感度も上がります。

ただし、なんでもかんでもほめれば、その分好感度が上がるかと言われると、それも違うのです。

「相手がほめられて嬉しいポイントを褒める」

ということが重要になります。そこが難しいところですよね。

 

「ほめられる」ときにも、そのリアクションによって相手への印象が変わります。

例えば、

「〇〇さん、こんなすごい資料作るなんて、すごいですね!」

このように褒められたとき、

「そんなことないですよ」

「とんでもないです」

こんなリアクションを取っていませんか?
私はまさにこんなリアクションを取っていました。。

上記のようにほめられて、多くの人は謙遜してしまいます。

でもこれって、相手が本心でほめていた時、その相手を否定してしまうことになります。
どんな場面においても、「否定」の要素を作るのはよくないのです。

なので、こんな時には素直に受け入れ、心から喜んでいることを相手に伝えましょう!

「ありがとう、〇〇さんにほめられて嬉しいよ」

こんな感じのリアクションが取れると、自分にも相手にもプラスになります。

 

③名前を呼んで会話をする

初めて顔を合わせたときは、仕事であってもプライベートであっても、最初にお互い名前を言い合うと思います。

その後の会話の中で、「そちら」とか「あなた」という言葉を使うのではなく、個人名をしっかりと呼ぶようにしましょう!

相手の名前を呼ぶということは、相手に関心を持つということでもあります。
相手の名前を言うことは、相手の印象を良くするだけでなく、その場の会話で数回名前を呼ぶことで、名前を覚えやすくなるというメリットもあります。

「人の名前を覚えるのが苦手」という人でも、相手に関心を持って、名前を呼びながら接していくことで、間違いなく覚えやすくなります。

 

 

まとめ

相手とコミュニケーションを取るとき、自分の主張ばかりをしていませんか?

たとえあなたが正論を言っていたとしても、それはコミュニケーションとは言いません。ただ正論を相手に投げかけるだけでは、ただの命令になってしまいます。だから相手の話をしっかり聞く必要があるのです。

その中でも、聞き上手な人はさらに「コミュニケーションが上手い人」や「好かれる人」になっていきます。

 

コミュニケーションが苦手な人や、会話のときに自分の話の方が多い人は、まず拡張話法を使って、相手の話を引き出させるように会話をしてみてください。

これはプライベートだけでなく、営業などの仕事においても非常に有効になります。

日々の会話を練習だと思って、コミュニケーションの達人を目指しましょう!

 

 

「コミュニケーション」に役立つ本の紹介

この記事は、今まで私が読んできた「コミュニケーション関連の本」をもとに書いていますが、その中でも特に参考になった本を2冊紹介させていただきます。

 

「他人とうまくやっていく」
[著]アラン&バーバラ・ビーズ
[訳]藤田美菜子

「話し方が9割」
[著]永松茂久

 

最後まで見ていただき、
本当にありがとうございます。

当ブログを読んだり、この本に対する感想、
オススメの本などありましたらコメント欄に書いていただけると嬉しいです(=^・・^=)

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