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【10分で要約】鈴木裕さん最新刊「不老長寿メソッド」|DaiGoさんも大絶賛!

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これから世の中は100年時代と言われています。

例えば、現在50歳の人は、もうすぐ仕事を引退くらいに考えている方もいるかと思いますが、100年の人生と考えたら、まだ半分なわけです。

しかし、年齢を重ねれば当然その分老化もします。当然ですよね!?
人間生まれてくれば老化はしますし、いつかは亡くなる。

しかし、できればいつまでも若くいたいですよね!?

そんな人に向けて書かれた本が今回紹介する本になります。

「死ぬまで若いは武器になる

不老長寿メソッド」

著者:鈴木裕

本書は、メンタリストDaiGoさんもかなり推薦をしています。

これだけ言われたら買うしかありませんよね!

鈴木裕さんやDaiGoさんの本は好きでたいくつか読んできましたが、このツイートを見て、より読んでみたいという思いが強くなり、発売と同時に買って読んでみました。

鈴木裕さんの本は、この本以外にもたくさん読んでいて、オススメしたい本がたくさんあります。当ブログでも紹介しているため、こちらも合わせてご覧ください。

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目次

「不老長寿メソッド」を読むべき理由

本書は、不老長寿のための考え方と、83個もの具体的な行動方法も書かれています。

その中には、すぐにできるものから、ある程度覚悟がなければできないものまで、様々な方法がレベル別に書かれています。

きっと自分に合った方法があるため、多くの人が実践しやすい内容になっているのではないかと思います。

このメソッドは、1970年から現在までに発表された抗老化の文献、3000以上のデータを参考に書かれています。参照文献の紹介も、213もの文献が紹介されています。これだけの情報がまとめられた本なので、情報の信憑性はかなりありますよね。

 

「不老長寿メソッド」内容

真のアンチエイジング方法は3つのフェーズで構成されています。

「アンチエイジングとは、抗老化のこと!」

フェーズ1:苦痛

フェーズ2:回復

フェーズ3:往復

この苦痛と回復のサイクルを繰り返すことがアンチエイジングには必要になります。この中でも、苦痛と回復について詳しく説明していきます。

 

アンチエイジングのためには苦痛が必要

これは「ホルミシス」という考え方によるものです。
ホルミシスというのは、「多すぎれば有害だが、少なければ有益に働く作用」ということを言います。

つまり、適度な「ストレス」は人間を成長させる方向に働くのです。

「ホルミシス」の代表的な例としては、以下のものが挙げられます。

ワクチン
ワクチンはまさに「ホルミシス」典型例になります。毒性の弱い病原体や抗原を体内に送り込み、人間の持つ防御システムを活性化させることで、同じ病原体に襲われても病気にかからない体を作ります。

サウナ
サウナも高温に身をさらすと、深部体温があがり、心拍数も上がります。これが体にとって適度なストレスとなり、心臓や血管の改善につながるのです。

筋トレ
筋トレをすると、筋繊維が損傷して、軽い炎症が起こります。それを治すことで、筋肉は成長します。

免疫や自己修正機能により、人体ははより成長していくのです。炎症がなければ、肉体の回復もないのです。

一方で、長引く炎症は体にとってマイナスに働く場合もあります。

例えば、感染症や闘病病などで体へのダメージが慢性化すると、命に関わる重大な症状に陥る可能性があります。つまり体を若く保つには、軽度の炎症を与え、長期の炎症はできるだけ抑えることが大切な考え方になってきます。

 

苦痛以上に必要なのが回復

痛を与えた後は、正しく回復をさせることが重要になってきます。肉体的にも精神的にも同じです。

例えば、筋肉はトレーニングで筋繊維を傷つけた後、適切な休憩と栄養補給が必須になります。休憩や栄養なしに、運動を続ければ、筋繊維を修復する時間がなく、不調に向かってしまうのです。

正しい回復は本書では、栄養面・睡眠面・美肌面・脱洗脳という分野にわかれています。

それぞれデータに基づいた方法で、正しい回復をするようにしましょう!

 

正しく苦しむ-実践編ー

本書には正しく苦しむ・正しく癒えるための83の具体的な方法が書いてあります。

色々な方法が掲載されており、チェックリストを用いて数値化して自分の今の現在地を知ることで、今の目標や、今後どのような目標を立てていけばいいのかを指し示しています。

 

運動はアンチエイジングには欠かせない!

運動がアンチエイジングに対して効果的なことは昔から言われており、今でも色々な検証がされ続けています。

アンチエイジングには運動は欠かせません。

運動をしていく中でも、段階的に負荷量を上げていく「プログレス・エクササイズ」が有効だと書かれています。

主に自分に合った負荷量を見つけて、それを乗り越えながら、さらに負荷量を増やして成長させていくといった方法を「プログレス・エクササイズ」といいます。

少しずつ「苦痛」のレベルを高めてホルミシス効果の発動を狙います。

 

運動負荷についての基本的な考え方は「自分が少ししんどくなる負荷」を続けて、慣れてきたらもう少し負荷量を上げていくという流れで行っていきます。

細かい負荷量の考え方や、具体的な運動方法がレベル1-7として書かれており、ほとんど運動したことのない方から、運動の知識をある程度知っている方まで、参考になる部分はあるのではないかと思います。

 

食事で内部からホルミシスを起動

ここで紹介されているのは、「AMPK食事法」です。

AMPKとは「燃料センサー」のような役割を持つ酵素の一種で、必要なエネルギーが足りなくなると活動を始め、全身の細胞に「肉体を効率よく使いなさい」と命令を出す働きを持っています。

本文より引用

最新の研究では、AMPKの活性によって寿命が伸びるメカニズムが明らかになってきているようです。

「AMPK食事法」はある程度の苦痛を伴いますが、正しく継続をすれば、アンチエイジング機能が働き始めるそうです。

ここでのポイントは主に2つあります。

①フィトケミカルの導入と、②ファスティングの実践です。この2つを簡単に説明していきます。

①フィトケミカルの導入

まず、フィトケミカルとは、野菜や果物などの植物に含まれる化学成分のことで様々な害から身を守るために作り出した成分のことです。

これの代表的なものとしてポリフェノールなどがあります。

ポリフェノールの成分は、人間の体内では「軽微な毒物」として働き、AMPKを通してホルミシスの活性につながります。

 

②ファスティングの実践

ファスティングとは、いわゆる断食のことです。

数年前からファスティングという言葉が流行ってきましたが、最新の研究でも、「ファスティングには体重を減らす以上の効果がある」としています。

ファスティングで一定期間カロリーの供給を断つことでAMPKを活性化させ、細胞レベルでアンチエイジング機能を動かし始めます。

 

 

「老けるストレス」と「若返るストレス」

この苦痛を加えた方がいいという考え方は肉体だけではありません。メンタル面にも同じことが言えます。

ストレスには「老けるストレス」と「若返るストレス」があります。

[jin_icon_checkcircle color=”#e9546b” size=”18px”]老けるストレス
人間関係の不満や人生への不安などが頭のなかでくり返される慢性的なメンタルの負荷

[jin_icon_checkcircle color=”#e9546b” size=”18px”]若返るストレス
なんらかの目標に向かって努力しているときに味わう精神的な緊張感

「老けるストレス」は無くした方がいいのに対し、「若返るストレス」自分を成長させるために必要になってきます。

 

正しく癒える-実践編ー

正しく苦しんだ後には、正しく癒えるようにしてください。

筋肉のように、負荷をかけた後、しっかりと休むことで効率的な成長が期待できます。

カロリーの質を高める

現在は、様々は食事法があります。

・低糖質
・ベジタリアン
・肉食ダイエット

などです。考え方は色々ありますが、共通して言えることとして「カロリーの質を高める」のがポイントになってきます。

 

ではカロリーの質とはなんでしょうか?こんな疑問が浮かぶと思います。

この「カロリーの質が高い食品」には大きく4つの共通点があります。

①満足度

②栄養価

③吸収率

④効率性

これを満たす食品が、カロリーの質が高い食品になります。

具体例としては以下のようなものがあります。

低糖質な野菜
ほうれん草、ブロッコリー、キャベツなど

肉、魚、卵

フルーツ、高糖質な野菜
さつまいも、かぼちゃなど

乳製品

できるだけ、加工食品を減らし、質の高い食事を摂るようにしましょう!

 

睡眠の質を上げる

睡眠の大切さは、色々なところでも言われています。

ですが、いまだに睡眠に悩むかたは多くいます。

当ブログでも睡眠についての本は取り上げていますので、悩まれている方は、そちらも合わせて読んでみてください。

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それでも眠れない方は、細かいテクニックですが、本書に書いてあることも試してみるといいかもしれません。

  • 寝室の温度は18-19度に設定
  • 寝室に時計を置かない
  • 寝る前の十分な換気
  • アンバーグラスを使う
    (オレンジ色のサングラス)
  • 思いブランケット
  • タンパク質や食物繊維の摂取
  • 瞑想
  • ブレインダンプ
    (ちょっと気に掛かることを紙に書き出す手法)
  • 睡眠日記を書く
    (就寝時間、起床時間を記録する)

などが紹介されていました。

ほとんどが今日からでも出来る内容のため、眠れない方や、睡眠が浅いと思う方は、実践してみてはいかがでしょうか。

 

正しいスキンケアで外側から肉体を修復

皮膚は人間が持つ最大の臓器であり、化学物質、微生物、紫外線などからあtなたの身を守るために休みなく働き続けています。

正しいスキンケアで美肌を保つというのはアンチエイジングには必要になるのです。

「日焼け止め、保湿、レチノイドこそ、スキンケアのビッグ3」と本書では言われています。

 

日焼け止めと、保湿はなんとなくわかると思います。
別に高級な保湿剤を使う必要はありません。

本書でも、「ワセリン」が保湿の基本と紹介されております。もちろん肌に合う合わないや、乾燥肌・脂性・金剛肌など、肌タイプがあると思うので、それぞれに合ったケアは必要になります。

レチノイドというのは、ビタミンAの誘導体として働く成分で、アンチエイジング作用については様々なデータがあるようです。

ただし、レチノール濃度の高いクリームや美容液は濃度が高いものを選ぶと肌の剥離が起きたり、異常をきたす恐れもあるとのこと。まずは0.3%程度の低濃度のものから試すといいとのことです。

 

幸福な人ほど長生きする

・幸福感が高いと活動的になり、無意識のうちに運動量が上がる

・楽観的な人は、不幸がおきてもすぐに復帰できる

・楽観性によりストレスが減り、免疫システムが改善される

本文より引用

つまり幸福を感じながら、楽観的に生きることで、慢性的なストレスなどから解放され、長生きにつながるのです。

 



「不老長寿メソッド」を読んでの感想・まとめ

もともと、鈴木裕さんの本はすごく好きでしたが、最初のツイートにもあったように、DaiGoさんがすごく推していたのもあり、即買いしました。

「不老長寿」というタイトルを見て、どんなことが書いてあるんだろうとワクワクしながら読んでいました。

DaiGoさんのツイートは少し盛ってあるかな…

とは思いましたが、様々なデータを基に、誰にでも実践可能なことが多く書かれていました。

一番の主張としては「苦痛と回復のサイクルがアンチエイジングへの道」ということです。

83のメソッドは、これを効率的に行うためのものだと考えてください。

83ものメソッドが書かれていても、何から始めていいかわからない!という方でも、自分に合ったところから始めて、徐々にレベルを上げていくロードマップがしっかり書かれているため、実践しやすいと思います。

 

これからの人生100年時代、できればいつまでも若くいたいですよね!?

だからこそ、この本を読んで、いつまでも元気にいられるように、正しく苦しみ、正しく癒えましょう!

 

 

最後まで見ていただき、
本当にありがとうございます。

当ブログを読んだり、この本に対する感想、
オススメの本などありましたらコメント欄に書いていただけると嬉しいです(=^・・^=)

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